現在、生まれてくる子どもの10人に1人は体外受精による妊娠とされています。一方、体外受精を続けても妊娠に至らない、若しくは妊娠しても流産を繰り返すカップルが一定数いらっしゃいます。着床前胚異数性検査は、体外受精で得られた受精卵(胚)の一部を用いて検査を行い、この結果をもとに妊娠の可能性が高く、流産のリスクが低い胚を選択する方法です。
この度、徳島大学病院は着床前胚異数性検査を先進医療として実施することになりました。これにより、本検査と保険診療の併用が可能となり、ここで得られた結果は将来における保険導入の評価に用いられることになります。
【プレスリリース】着床前胚異数性検査の先進医療を開始?妊娠率の向上、流産予防への効果を検証? (PDF 110KB)